ロコモティブシンドロームは、超高齢化社会を迎える日本において、健康で過ごすための重要なキーワードです。
近年、日本では元気で活動的な生活を送っている高齢者が多く見うけられるようになりました。その反面、生活に支援を要する人や寝たきりになる人も急速に増えています。その要因としては様々ですが、
約4人に1人は、骨、関節、筋肉といった身体を動かす
「運動器(=ロコモ)」の障害が原因となっている方が増加しています。そのため、最近はロコモティブシンドロームという言葉を、TVやマスコミでよく見かけるようにもなってきました。
この様に運動器機能の衰えによって、
日常生活での自立度が低下し、生活に支援が必要になったり、寝たきりで介護が必要になる可能性の高い状態のことを、ロコモティブシンドローム「運動器(=ロコモ)の症候群(=シンドローム)」といいます。
日本ロコモティブシンドローム研究会
平成19年度 国民健康基礎調査より
ロコモティブシンドロームの原因と考えられる、骨粗しょう症や変形性関節症だけについても、
その対象者は40才以上で4700万人(男性2100万人、女性2600万人)いると推測されています
(※1)。
特に、70歳以上に限ると、95%以上の人が当てはまるといわれています
(※1)。
長寿社会が進む日本において、ますます増加が予測されるロコモティブシンドロームはメタボリックシンドロームと共に生活をおびやかす大きな要因となっています。
ロコモティブシンドロームの対策にとって必要な事は、メタボリックシンドロームと同様に、日常生活を通じての食習慣・生活習慣を見直し、予防することです。
しかし、ロコモティブシンドロームは、メタボリックシンドロームと異なり、外見からはわからずに、症状もなく進行していきます。 そして気付いた時には、すでに身体は大変なことになっています。だからこそ、ロコモティブシンドロームは怖いのです。
※1:東京大学医学部付属病院 吉村典子/2009年
※2:平成19年 国民健康・栄養調査(メタボ予備軍を含む)
ロコモティブシンドローム対策の第一歩は
ロコモティブシンドロームに関する正しい知識をもちあわせることです。そして予防の必要性を認識し、自分のライフスタイルに合わせた、無理なく続けられ、実践できる食生活や適度な運動などで、運動器を動かし不足しがちな栄養分を補給する生活習慣を身に付けることです。
ロコモトレーニング
また、これらの生活習慣を
補助する為のサプリメントなどの利用も有効的です。ロコモティブシンドロームは、早い人では40歳代から進行してきます。
ロコモチェックに該当している方だけでなく、いまからできる対策を「いつまでも健康で元気に」生活をエンジョイするための身体づくりに取り組んでみましょう!